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講座概要

2013年、「和食=日本の伝統食文化」はユネスコ無形文化遺産に登録されました。ユネスコ条約の目的は、危機に瀕している文化を保護すること。つまり日本から優れた食文化が消えつつあると認められたことになります。
みなさんは「食文化の講座」と聞いて、どのような内容をイメージしますか。グルメ大国、日本。食に対する意識も高い日本人。ところが、いざ「食文化」というテーマに直面すると、思ったよりも頭の中で体系化されていないことに気づくはず。この講座では、日々の食生活から見えるものだけでなく、見えてこないものも含め、食文化を形づくる骨格を学んでいきます。

講座紹介

開講日2017年73日(月)

募集開始 2017年7月3日(月) 閉講日 2018年3月30日(金)

募集受付期間

2017年7月3日(月)
~2018年3月30日(土)

想定される勉強時間

2-3時間程度/週

標準学習期間

4週間

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青木 ゆり子先生

公開日 2017年7月3日

講師紹介ページ

KAORU先生

公開日 2017年7月28日

講師紹介ページ

上田 勝彦先生

公開日 2017年8月18日

講師紹介ページ

原田 信男先生

公開日 2017年9月8日

講師紹介ページ

Week1:地球を郷土料理で旅しよう

公開日 2017年7月3日

どんな習慣や思想、社会環境に影響を受けているのか。そういうことこそ、文化の魅力です。郷土料理は、その土地のすべての営みを反映しているのです。
日本は、アジアのなかの日本。アジアは、世界のなかのアジア。

世界を一望してから改めて日本に注目してみると、思わぬ発見があるでしょう。
導入の1週目は、世界の郷土料理を、その土地のその産物でフィールドワークし、日本で紹介する e-food.jp を起ちあげた青木ゆり子先生です。

講師:青木ゆり子先生

雑誌記者、Webディレクターとして、在住を含め頻繁に訪れていたニューヨークで各国料理の魅力に目覚め、2000年に「世界の料理 総合情報サイト e-food.jp」を創設。以後、これまでになかった、世界の料理に関するさまざまなオリジナル・コンテンツを開拓して提供。一方、シェフとして大使館、大使公邸等で各国の郷土料理を提供。サイト運営とともに、食で日本と海外を相互につなぐ真の国際交流を目指す。

主な著書
「しらべよう! 世界の料理(全7巻)」(ポプラ社)

講座受講はこちら(無料)

Week2:野菜づきあいのすゝめ

公開日 2017年7月28日

野菜は、生き物。人も、生き物。野菜を栽培し、調理し、食べるということは、個性のあるもの同士のおつきあいなのです。流通や品種改良、都市型生活などで野菜をめぐる食文化は変遷を遂げています。しかし人間の体はそう変わらない。

食文化は、変わってもいいものと変われないもののバランスのうえに成り立っています。
野菜の恵みから垣間見る食文化を、野菜のエキスパート、KAORU先生に学びます。

講師:KAORU先生

長野県出身。豊かな自然の中で育ち、暮らしとともに旬の野菜や果物の魅力を知る。ラジオの報道キャスターを経て、現在は全国で第一号の野菜ソムリエとして活躍。メディアで食の情報発信をするほか、イベントや講演活動などを通し“野菜を楽しむライフスタイル”を伝えている。大手企業の商品・メニュー開発、 人材育成にも携わる。近年は日本の食文化の継承、地方創生のサポートにも力を注いでいる。野菜・果物研究家/野菜ソムリエ 上級プロ。

主な著書
「ポケット版 旬の野菜カレンダー」(宝島社)
「干し野菜手帖 野菜ソムリエKAORUが教える、干し方のコツとレシピ60」(誠文堂新光社)
「野菜たっぷり!サンドイッチレシピ」(誠文堂新光社)

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Week3:島国日本と魚食

公開日 2017年8月18日

海岸線や領海で世界6位を誇る我が国。日本人が魚を食べることの意味を改めて考えるとともに、魚と暮らしの距離が開いてしまった因果を深く掘り下げながら、

水産業の現在や魚食マーケットの変遷、魚の扱い方・食べ方など、幅広く日本人と魚の理想的な関係に迫ります。

講師:上田 勝彦先生

1964年 島根県出雲市生まれ。長崎大学水産学部卒業。大学在学中より、長崎県野母崎にて漁師として働く。1991年、水産庁に入庁し、漁業取締、漁業調整、食品加工流通、漁村振興、捕鯨、マグロ漁場開拓、日本海資源回復計画等に従事。2015年、水産庁を退職。同年、株式会社ウエカツ水産設立。東京海洋大学客員教授。全漁連プライドフィッシュ企画委員。水産庁認定おさかな語りべ。

主な著書
「ウエカツの目からウロコの魚料理」(東京書籍)
「旬の魚カレンダー」(宝島社)
「旬を愉しむ魚の教科書」監修 (宝島社)

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Week4:日本の食文化

公開日 2017年9月8日

食は、文化そのものです。食の獲得方法が文化の在り方を変え、社会の発展を後押ししてきました。そして料理という技術などを通して、食を楽しみにまで押し上げてきました。

和食の定義は難しく、変化していきます。食の本質的なシステムをおさえた上で、日本の歴史学の碩学である原田信男先生が日本の食文化を通史的にふりかえります。

講師:原田 信男先生

国士舘大学 21世紀アジア学部 教授
1949年栃木県宇都宮市生まれ。1974年明治大学文学部卒業。83年同大学院博士後期課程単位取得満期退学。札幌大学女子短期大学部助教授、89年『江戸の料理史』でサントリー学芸賞受賞、95年『歴史のなかの米と肉』で小泉八雲賞受賞。98年「中世村落の景観と生活-関東平野東部を中心として」で明大史学博士。ウィーン大学客員教授、国際日本文化研究センター客員教授、放送大学客員教授、2002年より国士舘大学教授。

主な著書
「日本人はなにを食べてきたか」(角川学芸出版)
「食べるって何?―食育の原点」(筑摩書房)

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寺田真二郎と実践!真ちゃんと一緒に学びまSHOW

dグルメでは、講座と連動した食に関する知識を学べる動画だけでなく、
会員限定の素敵なプレゼントなども用意しております。

dグルメ会員になるとKAORUさんとの対面授業(5,000円相当)が半額で受けられるチャンス

gaccoでは無料オンライン講座と対面授業を組み合わせた「対面学習コース(有料)」を提供しています。講義動画の視聴やクイズ等で基本的な内容を学んだ後、対面授業において講師や受講者同士の議論を通じて発展的な内容を学びます。

対面授業内容

■カリキュラム

Week2の授業を受けていただいて内容を、KAORUさんとともに、旬の野菜を食べながら五感で味わい、五感で学ぶベジタブルレストラン。ランチセミナーとして、根菜食べ比べ+コース料理の提供も予定しております。そのときどきの旬の野菜の魅力を体験し、一緒に野菜と向き合い楽しみましょう。

■対面授業日時

923日(土)13:00-16:00
(受付開始時間 12:40~)

■会場

above 虎ノ門ヒルズ店

東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ 森タワー 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13167850/

■参加費用

5,000円(一般) 2,500円(dグルメ会員)

特典を受け取るには…

dグルメ有料会員様で「食文化の本来と将来」講座を受講され対面授業の半額購入特典を希望される方は、dグルメの有料コンテンツ『寺田真二郎と実践!「真ちゃんと一緒に学びまSHOW」』内の対面授業項目に記載されたキーワードを「食文化の本来と将来」講座内の『特典応募フォーム』よりご回答願います。(「回答を送信する」ボタンを押して回答願います)
なお、キーワードのご回答期限は2017年8月31日(木)23時59分までとなりますので、ご注意ください。

「学習する」画面のこちらからキーワードを入力!

dグルメ会員+gacco受講者のみが半額で購入できるグルメ会員専用参加申込みURLは7月28日より順に、キーワードを入力されている方へgaccoよりメールにてご案内いたします。gaccoへ登録されたメールをご確認ください。

【注意事項】
応募締切日時以降に提出されたものは、特典付与の対象になりませんので、予めご了承ください。dグルメ有料会員の方でも、特典付与のキーワードを回答しなかった場合には半額購入特典の対象となりませんのでご注意ください。

詳しくはdグルメサイトへ
無料おためしはこちら

いつでも、どこでも無料で学べるgaccoとは?

日本初のJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)プラットフォームgaccoで、
どなたでも「無料」でオンライン講座を受講できます。

最高の講師陣による本気の授業

提供するのは、最高の先生(大学教授等)の真剣講義。 最先端かつ最高の知識を学ぶことができます。 講義は、ネットで受講しやすいよう、1本あたり10分程度にまとまっています。

目標を共にする仲間との白熱した論議

掲示板で、同じ講義を受講する仲間と、疑問や意見をぶつけ合ったり、 教えあったりすることで、より深く学ぶことができます。 また、仲間がいることが励みとなり、最後まで頑張ることができます。

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