2020年現在、農業の担い手の減少や高齢化が進行し、労働力不足が深刻化する中、
我が国の農業を成長産業とするためには、
我が国の技術力を活かしたスマート農業の
社会実装を加速化することが求められています。
農業大学校、農業高校、その他の教育機関及び農業者等の方に、
いつでも・どこでもスマート農業について学んでいただけるコースを用意しました。
(令和2年度農林水産省補助事業 スマート農業教育推進事業)
現在の農業を取り巻く、社会動・気候・技術動向等を俯瞰し、作物毎に課題設定と解決方針の提起を行います。またスマート農業の主役は機械やシステムではなく利用者たる生産者であり、生産者が身に着けるべき知識、姿勢について学びます。
データで読み解く世界、日本の生産環境の変化、課題と対策について学習します。
農業経営の最大化のために生産~販売~流通~消費等、バリューチェーン全体の動向を理解します。
栽培環境・作物・マネジメント・経営データ活用の必要性と活用方法を学び、変化著しい市場環境において、儲かる農業の実践を目指します。
また国策として推進されている「農業データ連携基盤」WAGRIの特徴、メリットについて学習します。
従来の農業とスマート農業の関連性と、スマート農業の導入にあたり考慮すべき観点を学習します。事例紹介は、農水省・スマート農業実証プロジェクト(令和元年度採択)等から実施主体及び生産者の目線で、導入に至った背景/課題と適応技術/効果について語ってもらいます。
また農業教育現場におけるスマート農業の導入目的、実践内容についても教員/生徒の目線で解説します。
山形県庁に就職し、試験研究を20年(山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場水田技術研究部部長)、普及員を4年、担い手等の行政業務を3年担当。
1995年3月、博士(農学)岩手大学。
2006年、山形大学農学部食料生命環境学科(安全農産物生産学コース)の教授として教壇に立つ。
山形大学附属やまがたフィールド科学センターセンター長。
2016年6月23日、ドローン活用の農業システムで山大農学部と民間企業共同開発。
2017年、日本土壌肥料学会技術賞を受賞。
2019年1月3日、「近未来の稲作システム」を開発。
2月1日、鶴岡市農業奨励賞を受賞。
1970年 静岡県生まれ
大学院修士課程修了後 食品商社勤務 バンコク駐在などを経験
1996年より鯉淵学園に勤務
フードシステム、情報処理などの科目を担当
2018年より農業人材育成コンソーシアムに参加し、ICT教育の在り方と、農業に必要なICTについて実証的視点から研究
講義動画・
ディスカッション
選択式テスト
修了証の発行
※Massive Open Online Coursesの略。